黒斑山 標高2,404m  ・標高差:約430m

行程: 行程:車坂峠登山口⇒トーミの頭⇒黒斑山頂⇒トーミの頭⇒シェルター⇒車坂峠登山口
 am10:20~pm3:40  yahoo地図   浅間連峰登山mapへ

黒斑山から下山はメインストーリーの表コースより、思う存分楽しみながら下山です。

 
トーミの頭を過ぎた難所の急降下です。日差しが良く、シャーベット状にゆるゆるの滑りやすい絶壁痩せ尾根を慎重に下がります。
火山岩の塊を横目に見る余裕すらあるように見えましたが・・・。無事、分岐の鞍部に到着します。赤ゾレの頭のピークを持つ、表コースへと進路をとります。
赤ゾレの頭より、振り返って下山してきたトーミの頭を振り返ります。あの稜線を確かに往復した実感がありました。浅間山のゼブラ模様が、神秘的から達成感に変わり始めます。
シェルターに到着です。中はどんな感じか、好奇心旺盛の我が女性軍は早速中に入って見ると・・・。端っこに黄色い○○の跡、多分、女性ハイカーのWCになっちゃたんでは?そんな○○の跡をスノーシューで優しく踏みつぶします。
なにか企んでいそうな表情のタミーの頭さんですが、澄ました表情でサングラスを掛け直し、何気に雪合戦のきっかけを作ります。なめさんの業とらしい挑発を受け、想い存分の一方的な雪合戦が始まります。
女性パワープラスα、隙を見て信笑さんも加わり、集中攻撃で50発以上食らったなめさんは転倒し降参です。・・・やはり、我がチームは女性パワーが圧倒です。
表コースから眺める景色は、四阿山を始め浅間連峰の山並みを一望できます。山道には背丈が低くなったシャクナゲや針葉樹に付いた雪をステッキで突っついて落下させたりしながら山道を楽しみます。
無積雪時期ではゴロ石地帯の凹凸ですが、真新しい雪原に思わずダイナミックポーズで飛び込みゴロ寝です。

お頭は大胆にも先頭をきって、うつ伏せと仰向けと、後はなんとな~くわからないポーズ?他のメンバーは癒されて。・・・・若干1名は真面目にダウンしていました。
静寂した時間もつかの間、信笑さんをめがけ、もこもこ&アンさん達が愛を込めて雪玉のプレゼントを容赦なく浴びせます。すぐに反応した頭は右手に雪玉を持ち、とっさに再起動しました。
やさしいレディー達は信笑さんに申し訳気分でいるのではなく、集団催眠に入った時点の雪を払っているみたいですが、真相は明確ではありません・・・。濃縮した楽しいひと時もアッと言う間に過ぎて行きます。
最後のボーナスポイントです。吹きだまりで歩きづらく厄介な登り返しは最後の踏ん張り所です。アンさんを筆頭に、予想以上ハイペースで登ってきますので、我ながら皆さんの頑張りには驚きました。
車坂峠登山口に到着します。気がつくと登山口手前バス停には、乗車待ちの皆さんが暇を持て余し、沢山いるじゃあ~りませんか、そんな皆様に注目を浴びながら、わがTHSCチームは沢山の元気を振りまき、注目を浴びていました。
高峰温泉ホテルで少しの間寛ぎ、最終目的地の日帰り温泉“湯楽里館”でゆっくり汗を流した後は感想会です。
 自然探索倶楽部初のスノーシュ―ハイクが無事終わりました。冬山ならではの美しい雪景色と大自然の偉大さ、雪山の厳しさを体で味わい、感性も根性も友情も一段と豊かになったのではないでしょうか。改めて、私たちはこの自然に育てられているんだということ、そして、自然に癒され鍛えられているんだと実感です。今回苦しさも多かったにもかかわらず、参加者全員が充実感、満足感を味わいました。更に困難を力に変える方法が身についてきて、メンバーの中にも調和がとれ、とても楽しいチームワークを生み出すことができました。皆さん、本当にお疲れさまでした。沢山の方々に、この素晴らしさを味わって頂ける場所をつくっていきたい!と思い、更なる企画を考えいきたいと思います。
初めての方も、考えているより行動してみませんか?参加をお待ちしております。


次回の登山ワークは3月21日高尾山で、平成19年に富士山と並んでミシュランの三ツ星に指定された素晴らしい山です。人気のコースです。
 

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