THSC自然探索

宝登山 No2

宝登山  標高497m  標高差 約297m    
2011年1月10日 長瀞町

行程:宝登山RW駐車場(10:38)⇒寶登山神社⇒宝登山⇒小鳥峠⇒氷池⇒小広場の碑⇒野上駅⇒長瀞駅駐車場(16:18)    
  ・満願の湯で感想会      yahoo地図  

※コンテンツ内で掲載されている写真は承諾を頂いておりますが、質問や問題等がございましたらご連絡ください。 
随時、訂正及び更新し、皆さまと楽しめるHPにしたいと思います。
 

宝登山頂駅付近にはロウバイ園、梅園や小さな小動物園などがあります。宝登山から北に延びる尾根筋の野上峠から登山口の万福寺までの山並みは、長瀞アルプスと呼ばれ、冬場の格好のハイキングコースとなっています。
宝登山頂臘梅園に咲くロウバイは素心臘梅・和臘梅・満月臘梅の三種類。すべてが咲き揃うのは1月下旬以降です。 1月10日現在、5分咲き位で、その内数本の木には見事な蝋梅の花が咲いていました。各所にある臘梅園と比べて、宝登山頂 臘梅園の特徴は、関東一のロケーションです。
約500株、約2,000本の蝋梅が植栽されていて沢山の見物客が訪れ、甘い香りと黄色い可憐な花が訪れる人々を迎えてくれます。名前の由来として、花がロウ細工のように美しいという説と、花弁の色が蜜蝋に似ているからという説、臘月(旧暦の12月)に咲く花が梅に似ているからという説があります。植物学的には、梅の仲間ではなく、ロウバイ科で中国中部原産の高さ3~4mになる落葉低木。まさに、冬に咲く花木の代表種と言えます。
早春の蝋梅を眺めて大満足です。満足していないのは皆さんの胃袋、秩父の山を眺めながら待ちに待った山ご飯です。
唐揚げ愛好会に新メンバーのタミーさんが加わって、交友の輪が広がり始めました。 「れもんさん、私も愛好会に入ろうかなぁ~」  「私は海老フライの方が好き!」と、アンさんに言ったかどうかは定かではありません! 帽子の似合うハナさんは、唐揚げよりもミネラルを美味しく頂きます。
山頂から眼下に広がる秩父の町並みや、秩父のシンボル「武甲山」、鋸状の山容をした「両神山」など眺望抜群です。武甲山(日本二百名山)は石灰岩の山で、掘削で山肌が大きく削られています。両神山(深田、日本百名山)は独特のギザギザが際立つ、特異な山容として知られている山で、イザナギ、イザナミの二つの神を祭っていることから両神山とつけられたという言い伝えがあります。・・・ナメさんは両神山へ登りたいと言っていました。※今後のワーク候補になっています。両神山標高1,723m、日向大谷登山口から標高差1,053mで、ワーク登山では登り甲斐がある山でしょう。 
お腹も満タン、気分も上々!・・・それでは隊長!もじもじ隊を広げる為、勧誘活動に入ります。 よだっぴ~とアンさんとはなさん入会で~すっ!
「あそこのレモンさんも、もじもじ隊に入れようぜ!」 「ねえさん作戦失敗に終わりました。」・・・イヤッ!これぞ本物のもじ恵さん!? (〃^¬^〃)
それでは長瀞アルプスに向け、200段の木道を下がります。階段が終わると整備された林道にでます。

急階段を下がり終えると、長瀞アルプス側からの登山口です。大きい看板があり、毒キノコに注意!です。舗装林道に出てしばらく歩いて行き、左側の小鳥峠に入ると、いよいよ長瀞アルプス突入です。
長瀞アルプス途中の分岐で、氷池経由と2班に分かれます。氷池に向かう近道は踏み跡の無い藪こぎ道で、折れた雑木で塞がれていたり、落ち葉で埋もれた足元は凍っていたりでサバイバル気分です。私の足跡に後続のメンバーが続いて来ます。
10分位急ぎ歩きで氷池に到着です。天然氷の採氷池は谷間の日陰を利用した段々畑のような場所にあり、時期が来るとのこぎり等で慎重に切られます。切り出された氷が夏の長瀞名物、天然氷のかき氷として食べられます。夏には必ず、TVのニュースで報道されます。
長瀞アルプスに戻る山道は急登りになりますが、早歩きで先行チームを追いかけます。先行チームはなんと、小広場の碑のブランコで幼少の頃のような笑顔で、順番に楽しんでいました。皆さんと合流して野上駅へと向かいます。
野上駅より長瀞駅まで秩父線に乗り、約5分で到着します。1車両はTHSCメンバーで賑やかになります。・・・時には、ローカル線もいいですね。
ワーク最終行程は秩父皆野町の「満願の湯」で寛ぎます入浴後は2階の食事処で感想会です。満願の湯は高アルカリ性天然温泉です。まろやかなお湯が特徴で、秩父札所めぐり34番のお寺水潜寺のそばにあります。
今回で6回目の自然探索ワークになり、第一回を除いては全て快晴が続いています。レギュラーの皆さん、初参加の皆さん共に自然が与えてくれるエネルギーを吸収出来た事と思います。また、自然中の山歩きから得られる効果を実感し、自己の頑張りが大変自信になった事と思います。
 また、レギュラーの皆さんはスキルが上がって頼もしくなってきました。シーズンに入ったら深田百名山もワークの候補に入れて行こうと思います。

※次回の登山ワークは2月11日、奥武蔵の日和田山、駅から駅へのハイキングコース「滝とのどかな高麗の山里への道」を10km近く歩きます。

 
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