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湯の丸山 標高2,101m 烏帽子岳 標高2,101m 標高差約381m 累計標高差約830m 歩行距離 約8km 

行程:地蔵峠駐車場(9:30)⇒リフト終点地点(9:45)⇒遭難防止の鐘(10:07)⇒湯の丸山
(10:42~10:56)⇒鞍部(11:23~12:00)⇒烏帽子岳(13:00~13:15)⇒地蔵峠の駐車場(15:10)

全所要時間:5時間40分  am9:30~pm3:10  yahoo地図 
湯の丸山の最大の観光シーズンは、レンゲツツジが咲き誇る6月中旬から7月上旬です。また、湯の丸山と烏帽子岳は一年を通して登れる人気の山で、多くの登山者に親しまれています。湯の丸高原から高峰高原には標高2,000m級の山々があり、地蔵峠はすでに1,720mもありますので、湯の丸山(標高2,101m)へは難なく登れます。本日、第一目的のレンゲツツジ観賞は、幻想的なガスが掛かり、見事満開でした。さらに烏帽子岳では一挙に視界が開け、富士山が絶景でした。本日は嬉しい事にポニョと(歌のお姉さん)と池ちゃん(平尾山の娘)が初参加です。
満車状態の地蔵峠駐車場でしたが、マイクロバスですので大型スペースへ楽々駐車です。湯の丸スキーリフトはレンゲツツジ開花時期ですので特別に運行されています。地蔵岳からの登りは見かけと違い、いきなりの胸突き八丁を思わせるしばしの登りです。午前の天候は生憎の天候ですが、霧が掛っているので涼しいです。登山口から牧場の牛よけの柵をくぐりぬけ、牧場内から登り始めます。
リフト終点地点から一旦平坦になり、右へ入るとツツジ平です。天然記念物にも認定されているだけあって、咲き頃を迎えたレンゲツツジの群生は、霧と調和し幻想的です。タミーとユメちゃんも個性が活かされ芸術的でした。
あずまやを過ぎると遭難防止鐘があり、鐘を鳴らそうと思いましたが、うまく鳴らすのにコツが入ります。 上手に鐘を鳴らすと『カーン』と透き通った音色が山並に響きます。鐘分岐からは急登になります
濡れた岩や、ぬかった山道登りですの、テンションは少々下がり気味ですが・・。
往来の激しい山道では交差に時間がかかり渋滞しています。大団体さんは早朝から登っているみたいで、続々と下山して来ます。ご年配の男性が足を滑らせ、私たちの前に転でしまいました。怪我は無さそうですが、隅っこにより、座り込んでいました。本日は足元が悪いので注意が必要です。
予想通り、山頂で待ち受けていたのは、湯の丸山名物の強風でした。帽子や服を飛ばされないよう、みんな細い眼をして続々と到着です。悪天候のため、烏帽子岳を断念して帰って行くハイカーの姿も多かったようです。
山頂は全くの視界不良です。ガスにも強風にも負けず、元気な仲間は、湯の丸山山頂で一番輝いていたグループです。
烏帽子へのコルに向います。濡れた岩や砂の滑りやすい山道を滑らないように気をつけながら、多くの団体さんと一列になって順番に下がって行きます。
分岐のコルに到着します。丁度昼食を食べ終えた団体さんが去っていきましたので場所を確保し、待ちに待った昼食です。やがて霧が抜け、辺り一帯の眺望が開けます。
湯の丸高原は浅間連峰の西側に位置し、その名のとおり、丸く穏やかな表情の峰々と、爽やかな亜高山帯の気候がおりなす一帯は「花高原」として親しまれています。有名なつつじ平のレンゲツツジ大群落は、国の天然記念物にも指定され、初夏6月下旬には湯ノ丸山の山肌を鮮やかな朱色の絨毯のように染め上げます。

次へ続く!
   

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