THSC自然探索

筑波山   2012年1月9日 日本百名山
 男体山860m・女体山877m 高低差、約625m 歩行距離、約6.8km つくば市
筑波山神社手前P⇒女体山登山口(白雲橋コース)⇒弁慶茶屋跡⇒女体山⇒
男体山ケーブルカー山頂⇒ケーブルカー山麓駅(⇒筑波山神社  yahoo地図  map

筑波山は、関東平野の中で一際目立つ山で、山頂は男体山と女体山の二峰に分かれています。筑波山神社とつつじヶ丘を起点に山頂へ向かう、ハイキングコースがあります。周回コースは、奇岩・怪岩を巡るコースがあり、要所に解説板があります。 観光地としても、男体山へはケーブルカーで、女体山へはロープウェイで山頂へ上れ、手軽に関東平野の大パノラマを楽しめます。低山ですが、堂々たる日本百名山です。
今年初の自然探索ワークの場所に選ばれた、筑波山の美しい山容が近づいてきました。本日は、数時間後にこの山の頂きに立つ予定です。 まずは、筑波神社でお参りです。
神聖な心持ちで、初詣兼、安全登山を祈願します。  白雲橋コースから女体山へ向かい、元気よくスタートです。
寒いと思って着込んでいた服も、次第に汗をかき始め、身軽になっていきます。比較的、冬でも雪の積もらない筑波山ですが、冬山では「軽アイゼン」は必須アイテムです。本日はお天気にもかかわらず、全員、リュックに軽アイゼンを装備していただきました。 山では、万が一に備えての装備がとても大切です。
 筑波山は観光地でもあり、沢山の人で賑わっています。人波ではぐれないように、要所要所でメンバーを待ち、足並みを揃えて進みます。「弁慶の七戻り」では、どうやってこんなに大きな岩がのっているのか、不思議で面白く、何度も眺めてしまいます。
 不思議な岩が次々と現れ、付けられたネーミングと岩を見比べながら、楽しみながらの道中になりました。ロープウェイの山頂駅を過ぎると、女体山を目指す人達が一気に増えやや渋滞気味になり、筑波山の人気の高さが実感されます。
 日本百名山の筑波山山頂に到着です。ここからの眺めはとてもよく、霞ヶ浦や日光方面の山々、そして、これから目指す男体山が確認できます。
 日当たりの良いテーブルで、お待ちかねの昼食です。この頃の自然探索の昼食は、それぞれが用意したおやつの交換会がとても楽しく行われています。まるで、小学校のお楽しみ会を思い出させる雰囲気です。本当の楽しさとは子どもの頃から基本的に変わっていないのかも知れませんね。
男体山の山頂でお参りをして、絶好の眺望ポイントを見つけました。ここで、恒例の「ヤッホ~!」です。前方に工事でアンテナに登っている男性を振り向かせよう!と、目標設定をしたところ、皆さんの声はとても元気よくなります。目標があると、自然に達成したくなる元気で調和のとれたメンバーに感激です!
 いよいよ下山です。御幸ヶ原コースを下ります。こちらは、ケーブルカーが走っており、丁度、登りと下りのすれ違う場所が、登山道から見学できるポイントになっています。
 筑波山神社に帰着します。下りは、比較的空いていたので、銘々自分にあったスピードで下山し、神社で合流します。幸子さんがなかなか帰着しないので心配しましたが、何と神社を通り越して駐車場で待機していてくれました。 昼間でしたら、遭難の心配はまずない山ですし、祝日の今日は、沢山の人で賑わっているので安心です。
 2012年、今年もよろしくお願い致します。自然探索は、目標に向かい苦労しながらも自力で達成をしていく自分の姿を自己観察し、思い通りの行動や人間関係が築けるように、自己発見と修正(新たな目標)を行いながら、自己成長をサポートしていくワークショップです。健全な心や体の育成にも大変役に立ち、「やればできる」というプロセスが感覚でわかるようになります。 新しい体験を通しながら社会スキルを磨き、グループ行動の中で調和や自律も体験できる、生きたワークショップです。自己観察シートの宿題が大変だとぼやいている人も少なくありませんが、それがとても有効的だと実感されている人達も沢山いますので、頑張って取り組んでくださいね。 皆さんの快適な人生づくりを心より応援しています。 最後まで、頑張って頂き、ありがとうございました。
 次回は、「冬山 伊豆が岳」です。男坂に挑戦!?
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